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ESG-400について |
本体の外観です。 |
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画像左がモノポーラ用のデバイスです。 手元のハンドコントローラーで切開と凝固 を使い分ける事ができます。 電流を流すために対極版という電極を 設置する必要があります。 画像右がバイポーラ用のデバイスです。 ピンセット状になった電極の間に電流が 流れるので、他に電極を設置する必要が ありません。フットコントロールで出力します。 |
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こちらのデバイスがこの装置のキモとなる バイポーラクランプです。 従来の血管シーリングシステムを更に進化 させたアドバンスドバイポーラなるものです。 具体的には更に後述します。 |
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猫の去勢手術を例に画像を載せていきます。 通常の血管はこのような状態です。 この画像の上方向に摘出するべき睾丸があります。 通常であれば縫合糸で結紮するなどして 切除しないと出血がとまらずに困った事に なってしまいます。 |
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通常は画像のように結紮して 結紮した縫合糸を残すように、 画像では縫合糸の上側を切除します。 そうすると体の中にこの糸が残って しまいますね。 |
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そこでバイポーラクランプの登場です。 カチッとクランプして、フットスイッチで 出力します。 「ポーーーーーピピッ」と言ったら シーリング完了です。 |
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すると画像のように血管が シーリングされています。 電気エネルギーによるシーリング強度は、 (血管の太さにもよりますが)ほかの シーリングデバイスよりも強力である、 といわれています。 この機器は、 手術時間の短縮や、体内に 異物である縫合糸を残さない、 などの動物に負担の少ない 手術を行うことに貢献しています。 |